衝突すること

人間、生きてりゃ人と衝突する事は多々あって、きっとそれが絶える事は無い。
ただ、それは互いを理解するのに必要な事でもある。

なぜぶつかりあうのか、衝突するのか。
色々な要因があるだろう。

彼氏彼女のような恋人関係なら、
・そもそも相性が悪くて噛み合わない
・片一方に余裕がない
という事があるのではなかろうか。

特にも後者は重要で、
大概言い合いになると、ヒートアップして頭に血がのぼり、何を発したか意図せず、思わ
ず言ってしまう暴言や失言なんてのもあるだろう。
後になったら、少し落ち着いて、悪い事をしたなと思ったりね。

そういうのって、特に「気持ちに余裕が無いとき」に生まれると思うわけさ。
相手の言ってることを理解するほどに、向き合う余裕が無いとき。
むしゃくしゃしてれば、相手の言ってることと対立した意見が頭に出て、それを押し通す
があまりに衝突が生まれたり。

特に、気が晴れるわけではないが…意見を押し通して強い立場を誇示したり、自分の意見
を主張する事もきっとあるんだろう。

ただ、そういう繰り返しを経て、人間理解してくんだとは思うけれど。

今回は、第3者の立場で物を聞いたときの目線という物を少し書いてみる。

世間で言うところの『聞き上手』。
俺はこいつは正しくは『話させ上手』だと思うのよね。
というのは、
悩んでたり鬱憤がたまってる人の不満や愚痴の捌け口になるのが大事。
相手の言うことに反論せず同調して、共感して頷く。
辛かったんだねということで理解を示して、相手の話を受け止める。

ここで決して「俺はこうだと思うよ?」という事をいわない。
これが世間で言うところの『聞き上手』の肝だと思う。
だが、言い換えれば『話させ上手』である。
場合によっては、相手の悩みがそれで消えて、後押しになる場合もある。

ただし、悩みを打ち明けつつ、意見を貰いたい場合もあるよね。
そういった場合、この『話させ上手』な『聞き上手』では良くない場合もある。

というのは、人との衝突で意見を貰いたい場合、
悩みを聞くと、その人の主観でしか話されないので、大概自分の都合の良い面しか言わな
い・感じていない場合が多い。
そこに「そうだよね」というのは軽々しい。

聞いた上で、相手の立場や心情も察して、
「相手はこう思っているのかもしれないね」とか
「こうしたらどうかな?」とか
「こういうスレ違いがあったんじゃない?」とか
あくまで中立の立場で、衝突した相手の目線も考えるのが、
『相談役』という目線での『聞き上手』だと思う。

たいていの場合、
『話させ上手』と『相談役』という両方の立場をスイッチして、どちらにもなれる人はあ
まりいないと思う。

割と冷めてて、全部吐かせてあげるタイプは決して口を挟まない『話させ上手』である事
が多いし、
意見を中立の立場から客観的に言ってしまう『相談役』な人は、決して聞きっぱなしの話
させ上手にはなれない。

俺はどっちでもない、ただのちゃらんぽらんだ。

器が大きいだの、懐が広いだの、そんな偉いもんじゃねぇ。
凡小な俺は、むしろ苦労のせいで器はヒビだらけのボロクソなポンコツだ。
穴ばっかり開いて、受け止めるどころか、すり抜けてしまうようなそんな人間です。

俺のトラウマやら砕け散ったガラスのハートを寄せ集めて、
くっつけてくれる、穴を埋めて癒してくれる相手は今のところ居ない。

このスッカスカな気分、どうにかしてほしいもんだが、
せいぜい出来るのは、同じような人間を産出させないように歯止めを利かせる役割になる
事くらいかねw

言ってしまえば苦労人の行き着いた価値観を、人に伝道する。
だから、話させ上手でも、相談役でもないと自分では思っている。

何かまとまりが悪い分だけど、
人間ぶつかっちまった時は、少し間を置いてみたり、
冷静になる時間を自分にも相手にも与えてみるのがいいんじゃないかなと思う。

少し冷静になれば、見えてくる景色はきっと違う物で、
ぶつかったときには見えなかったものが見えてくる場合が多いはず。

昔から日本じゃ「時間が解決させる」なんて言い方もするよね。
実際、それは本当に大きい要素!
火に油を注がぬよう、火が鎮火するまで待てば解決して深まる仲もあるのさ。

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